キャットフードを適切に選択すれば腎臓ケアも可能になる

猫はもともと腎臓が弱くなりやすく、意識して腎臓をケアしてあげないと腎臓に異常が発生しさまざまな病気を引き起こしてしまう動物です。とくに高齢の猫の多くが腎不全になりやすいと言われています。

 

腎臓は一度機能が損なわれてしまうと二度と元には戻らない臓器であり、とりわけ腎臓が弱りやすい猫には腎臓ケアは必須です。また腎臓と食事には密接な関係があり、腎臓ケアにはまず普段の食事の見直しから始める必要があります。

 

今回は、とくに腎臓ケアに有効だとされているキャットフードについてご説明します。

 

腎臓ケアのキャットフードとは?

腎臓ケアに対応したキャットフードとはどのようなものでしょうか。それは腎臓に負担をかけるタンパク質やリンの量を少なくし、逆に腎機能を強化するビタミンD3などを多めに配合したキャットフードです。飼っている猫の体調が思わしくなくて獣医師から腎機能が低下していると診断を受けた場合には、積極的にこのような腎臓ケアのキャットフードを使って猫の健康を保ってあげてください。

 

療法食として腎臓ケアキャットフードがあるブランドで有名なのは、ロイヤルカナンプリスクリプション・ダイエットなどがあります。

 

ただ、健康な状態の猫に予防として腎臓ケアのキャットフードを与えるのは禁物です。なぜならそのようなキャットフードは、腎臓ケア用として特別に栄養バランスが調整してあり、健康な猫にとってはかえって栄養バランスが崩れてしまう恐れがあるからです。

 

腎臓疾患を予防するうえで気をつけておくべきこととは?

腎臓疾患を起こさないためには普段の食事に気を遣う必要がありますが、キャットフードに配合されている種々の添加物が猫の腎臓を痛める可能性があるので、どのような添加物が有害かを知り、まずはそのような添加物が配合されていない安全なキャットフードを与えることが予防に繋がります。

 

たとえば、人間用の加工食品にも使用されているBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などの合成化学物質は食品の酸化を抑える抗酸化性物質として添加されています。これらはキャットフードにも添加される場合が多く、猫にとっては腎臓ケアの点からも有害で避けるべき添加剤です。

 

抗酸化剤や防腐剤はキャットフードの鮮度を保つためには必要な成分なので欠かせませんが、ローズマリー抽出物質のように猫にとって負担の軽い天然由来成分の抗酸化剤を使っているキャットフードもあるので、そうしたものを選択するとよいでしょう。

 

まとめ

腎臓は一度機能が失われると元に戻せない臓器なので、腎臓疾患に陥る前に食事などに気を遣い予防することが大切です。ですが、もともと強い臓器である腎臓がはっきりと弱って来た兆候(多尿や多飲、脱水症状、嘔吐、体重減少、下痢など)を示すようになった場合には、かなり病状が進んでいると思われるため速やかに獣医師の診断を受け、病状がそれ以上進まないように腎臓ケアのキャットフードなどの利用をおススメします。

 



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